SKハイニックス、メモリー市場の回復見込む AI向け需要増で

Reuters

発行済 2024年04月25日 10:03

更新済 2024年04月25日 10:14

[ソウル 25日 ロイター] - 韓国半導体大手SKハイニックスは25日、人工知能(AI)向け需要の増加によって半導体メモリー市場が完全に回復しつつあるとの見方を示した。

同日発表した第1・四半期決算は利益が2年ぶり高水準となった。生成AIで使われる高帯域幅メモリー(HBM)など先端のDRAM(記録用半導体メモリー)の販売が好調だった。

第1・四半期の営業利益は2兆8900億ウォン(21億ドル)で、LSEGスマートエスティメートが集計したアナリスト予想の1兆8800億ウォンを上回った。前年同期は3兆4000億ウォンの赤字だった。

売上高は前年同期比114%増の12兆4000億ウォンだった。