米地銀リパブリック・ファーストが公的管理下に、同業者に資産売却

Reuters

発行済 2024年04月27日 17:09

[26日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)は26日、経営不振の米地銀リパブリック・ファースト・バンコープを公的管理下に置き、資産を同業フルトン・バンクに売却すると発表した。

フルトン・ファイナンシャル傘下のフルトン・バンクがリパブリック・ファーストの実質全ての預金を引き取って資産を買収し、「預金者保護」を図るとした。

「リパブリック・バンク」の名称でニュージャージー、ペンシルベニア、ニューヨークの3州に展開する32支店は27日以降にフルトン・バンクの支店として営業を再開する。リパブリック・バンクは1月31日時点で総資産が60億ドル、預金総額が40億ドルだった。