[15日 ロイター] - 終値 前日 % 始値 高値 安値 コード 比 ダウ工業株30 15988. -390. -2.3 16354 16354 15842 .DJI .DJI 種 08 97 9 .33 .33 .11 前営業日終値 16379. 05 ナスダック総合 4488.4 -126. -2.7 4464. 4520. 4419. .IXIC .IXIC 2 59 4 37 45 41 前営業日終値 4615.0 0 S&P総合50 1880.3 -41.5 -2.1 1916. 1916. 1857. .SPX .SPX 0種 3 1 6 68 68 83 前営業日終値 1921.8 4
15日の米国株式市場は大幅反落で取引を終えた。原油価格が1バレル=30ドルを下回ったことでエ ネルギー株が売られたほか、中国経済の先行き懸念も相場の重しとなった。 ダウ工業株30種平均 .DJI は390.97ドル(2.39%)安の1万5988.08ドルと全面安 で取引を終えた。 S&P総合500種指数 .SPX は41.51ポイント(2.16%)安の1880.33。構成銘柄の 5分の1以上が過去52週間で最安値をつけ、主要10部門全てが大幅に落ち込んだ。S&P500種は昨 年5月の最高値から約12%の下落となっており、いわゆる「調整」の域に入っている。 ナスダック総合指数 .IXIC は126.58ポイント(2.74%)安の4488.42だった。 週間でも値下がりし、ダウとS&Pがそれぞれ約2.2%、ナスダックは約3.3%のマイナスとなっ た。 小型株のラッセル2000種指数 .RUT は一時約3.5%安となり、2013年7月以来の安値に落ち 込んだ。 中国の主要株価指数は3%を超える値下がりとなった。年明けからは18%安となっている。中国当局 には下落を止めることができないのではないかとの見方が出ている。中国懸念もあり、15日の原油価格は 6.5%下落した。これに伴いS&Pエネルギー株指数 .SPNY は2.87%低下した。 S&Pハイテク株指数 .SPLRCT は3.15%低下し、部門別で最も不調だった。半導体大手インテル< INTC.O>が9.1%安と7年ぶりの大幅下落になり全体を押し下げた。第4・四半期決算と業績見通しの発 表を受け、成長力の弱さが懸念された。 投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデッ クス(VIX指数) .VIX は29.2%上昇の30.95と、昨年9月以来の高水準をつける場面もあった 。 騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ2591で上げ529だった。ナスダックは下げ23 77で上げ502だった。 取引量は多く、米取引所の合算出来高は約108億株と、直近20営業日の平均である76億株を大幅 に上回った。