アドバネクス---2016年3月期決算、日本は苦戦も海外は引き続き好調
Fisco
発行済 2016年05月16日 07:48
更新済 2016年05月16日 08:00
アドバネクス---2016年3月期決算、日本は苦戦も海外は引き続き好調
売上高が前期比35.3％減の190.73億円、営業利益が同38.2％減の6.68億円、経常利益が同32.3％減の6.71億円、当期純利益が同9.7％増の5.87億円だった。
2015年3月31日に第一化成ホールディングス社の全株式売却によってプラスチック事業の大部分が連結対象外となったため、当期純利益以外は減収減益となった。
一方、同プラスチック事業を除いた前期比では、売上高が3.4％増、営業利益が4.3%減、経常利益が33.0%増、当期純利益が82.4％増と、競争力の高い金属加工分野に特化した同社の戦略が奏功した形となった。
同様にプラスチック事業を除いたセグメント別の前期比では、米州は売上高が前期比17.3%増の21.08億円、セグメント利益が同9.2%増の0.28億円、欧州は売上高が同11.0%増の22.86億円、セグメント利益が14.5%増の3.50億円、アジアは売上高が8.3%増の71.38億円、セグメント利益が50.7%増の7.00億円と海外事業は自動車向けや医療向けが好調で増収増益となった。
一方、日本はOA機器向けの減少ならびに埼玉工場の新設や船橋電子株式会社の編入等による固定費の増加などにより売上高が5.8%減の75.39億円、セグメント損失が4.01億円となった。
2017年3月期通期については、売上高が前期比0.7％増の192.00億円、営業利益が同19.7％増の8.00億円、経常利益が同19.1％増の8.00億円、当期純利益が同2.2％増の6.00億円を見込んでいる。
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が書いた: Fisco
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