日経平均寄与度ランキング（大引け）～ 日経平均は大幅続落、構成銘柄のうちファーストリテなど215銘柄が下落

2日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり8銘柄、値下がり215銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は大幅続落。
1日の米国市場でNYダウは2ドル高と小幅に上昇したが、為替相場が円高で推移していたことなどを受けて、日経平均は売り優勢で138円安からスタートした。
寄り付き後もじりじりと円高が進行し、一時1ドル＝108円台に突入。
日経平均は先物主導で下げ幅を拡大する展開となり、後場には一時16525.47円（前日比430.26円安）まで下落した。
その後、円高進行が一服するとともに下げ渋る場面もあったが、週末の米雇用統計発表など重要イベントを控え戻りは鈍かった。
大引けの日経平均は前日比393.18円安の16562.55円となった。
東証1部の売買高は20億7508万株、売買代金は2兆0930億円だった。
業種別では、保険業、鉄鋼、鉱業など7業種が3％を超える下落となった。
一方、上昇したのは水産・農林業のみだった。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はソフトバンクG {{|0:}}となり、2銘柄で日経平均を約56円押し下げた。
値下がり寄与4位のダイキン (T:6367)も3.4％安と軟調。
一部証券会社の投資評価引き下げが観測されている。
日経平均構成銘柄の下落率トップは三井造 (T:7003)で5.7％安、同2位は旭硝子 (T:5201)で5.3％安だった。
三井造は一部証券会社が目標株価を引き上げつつも、厳しい受注環境が継続すると指摘しているようだ。
一方、値上がりしたのはJT (T:2914)など8銘柄にとどまった。
JTのほか、マルハニチロ (T:1333)、日水 (T:1332)、明治HD (T:2269)など値上がり銘柄には内需・ディフェンシブ関連銘柄が目立った。
マルハニチロは上場来高値を更新する展開となり、終値でも5.2％高と大幅反発した。
ヤフー (T:4689)は3.0％の上昇。
一部報道を受けて、ソフトバンクグの大規模資金確保に関して同社への思惑が広がったようだ。
*15:00現在 日経平均株価　　16562.55(-393.18) 値上がり銘柄数　　8(寄与度+2.45) 値下がり銘柄数　215(寄与度-395.63) 変わらず銘柄数　　2 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:2914) JT 4347 26 +1.02 (T:1333) マルハニチロ 2659 131 +0.51 (T:1332) 日水 619 7 +0.27 (T:4689) ヤフー 514 15 +0.24 (T:2269) 明治HD 9750 30 +0.24 (T:2432) DENA 2191 10 +0.12 (T:5703) 日軽金HD 214 1 +0.04 (T:9531) 東ガス 436.1 0.3 +0.01 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 28180 -785 -30.79 (T:9984) ソフトバンクG 6041 -211 -24.83 (T:6954) ファナック 16200 -475 -18.63 (T:6367) ダイキン 8997 -314 -12.32 (T:6762) TDK 6140 -300 -11.77 (T:9433) KDDI 3129 -45 -10.59 (T:6971) 京セラ 5286 -131 -10.28 (T:7267) ホンダ 2951 -128 -10.04 (T:8035) 東エレク 7904 -245 -9.61 (T:9735) セコム 8322 -197 -7.73 (T:4523) エーザイ 6466 -187 -7.33 (T:4063) 信越化 6188 -187 -7.33 (T:6902) デンソー 4139 -168 -6.59 (T:6988) 日東電 6986 -130 -5.10 (T:9766) コナミHD 4050 -125 -4.90 (T:5108) ブリヂストン 3663 -118 -4.63 (T:2801) キッコーマン 3810 -110 -4.31 (T:4901) 富士フイルム 4332 -107 -4.20 (T:7733) オリンパス 4475 -105 -4.12 (T:7751) キヤノン 3121 -68 -4.00