(T:5406) 神戸製鋼 93 -3売り優勢。
グループ会社の神鋼鋼線ステンレスがバネ用鋼材の強度を改ざんと報じられている。
JIS基準に比べて最大で4%強度が足りなかったものの、基準を満たさない鋼材にJIS表示をして販売を行っていたようだ。
これまでのところ、故障や事故などの報告はないものの、グループ全般の信頼性低下につながっていくとのネガティブな見方が優勢となっている。
神鋼鋼線 {{|0:}}も売り優勢の展開に。
(T:4680) ラウンドワン 816 +69急伸。
前日に5月の月次動向を発表している。
4月既存店売上高は17ヶ月ぶりプラス転換を果たしたが、5月の既存店増収率は前年同月比2.3%増と、前月の同0.2%増から拡大する形となっている。
業績回復確度の高まりから、あらためて売り方の買い戻しなども誘う動きとなっているようだ。
(T:3526) 芦森工業 189 +25急伸で上昇率トップ。
タカタ製エアバッグの欠陥問題を受けて、部品メーカーが相次ぎ生産体制を増強すると報じられている。
同社では、韓国とメキシコでエアバッグ本体の年産能力を19年までに8割増強するもよう。
業績インパクトへの期待感が先行する形となっている。
株価水準の値頃感が短期資金を誘う格好にも。
(T:5713) 住友鉱 1121 -62.5売り優勢。
UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げしている。
目標株価も1100円から970円に引き下げへ。
株価水準には割高感が強いとの評価のようだ。
ニッケル市況は今年の4.2$/lbから来年には5$/lbまでの上昇を予想しているようだが、魅力的な評価基準となるためには6.0$/lbまでの上昇が必要と指摘。
なお、UBS証券ではDOWAHDの投資判断も格下げのもよう。
(T:1928) 積水ハウス 1925 +14堅調。
前日に第1四半期の決算を発表している。
営業利益は269億円で前年同期比7.5%増益、上半期計画は720億円で同11.9%減益であり、サプライズはないものの順調な進捗が確認できる状況となっている。
戸建て住宅の受注はやや回復が鈍い印象だが、賃貸住宅などは堅調に推移。
国際事業の受注残高も積みあがっており、業績の先行きには安心感も強まる状況へ。
(T:2267) ヤクルト 5580 +270大幅反発。
同社などの研究グループでは前日に、腸内の善玉菌が少ないとうつ病リスクが高くなることを世界で初めて明らかにしたと発表している。
乳酸菌飲料などの摂取がうつ病の予防や治療に有効な可能性も高まり、今後の需要増加などに対する期待感にもつながっているようだ。
また、UBS証券では、広州ヤクルトは最悪期を脱して足元では改善基調にあるとも指摘している。
(T:2433) 博報堂DY 1294 -73売り優勢。
前日に月次動向が発表されている。
売上高は前年同月比2.4%増となり、4月の同4.0%増、1-3月期の前年同期比8.8%増との比較で伸び率が減速してきている。
自動車や金融保険が苦戦しているようだ。
みずほ証券では、7月には微減となる可能性もあると考えているもよう。
(T:6707) サンケン電気 356 +38急伸。
前日には会社主催の社長ミーティングが開催されているもよう。
主力の半導体デバイスの売上高は上期会社計画である前年同期比4%減に対し、同4%増のペースで推移しているもよう。
アレグロマイクロシステムズを中心とした自動車向け半導体が強含みのようだ。
JPモルガン証券(JPM)では、4-5月の状況は会社計画を大きく上回るペースで推移しているもようと指摘へ。
アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード