米NHTSA、テスラのEVバッテリー問題への対応で調査開始

Reuters

発行済 2019年10月07日 13:11

米NHTSA、テスラのEVバッテリー問題への対応で調査開始

[ワシントン 4日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は4日、電気自動車(EV)大手テスラ (O:TSLA)の一部車種のバッテリー問題への対応について、申し立てを受けて調査を行っていると明らかにした。

NHTSAは2012─19年式の「モデルS」と「モデルX」を対象とするソフトの更新を巡る苦情の申し立てを受け、検証に乗り出したとし、対象となる車両が約2000台に上ると述べた。発火事故につながる可能性のある欠陥の修正で、ソフトの更新ではなく、リコール(回収・無償修理)すべきだったかどうかを判断する。

申し立てはカリフォルニア州弁護士エドワード・C・チェン氏がテスラ車の複数の所有者の代理人として9月17日に行った。