米AT&T、四半期売上高が予想下回る 衛星放送の契約減続く

Reuters

発行済 2020年01月30日 02:08

米AT&T、四半期売上高が予想下回る 衛星放送の契約減続く

[29日 ロイター] - 米通信大手AT&T (N:T)が29日発表した第4・四半期決算では、携帯電話の月極め契約者が予想より増加したものの、衛星放送「ディレクTV」の契約数が引き続き減少した。

ディレクTVなどを含むエンターテインメント部門の売上高は前年比6.1%減の112億3000万ドル。第4・四半期は有料契約者数が94万5000人減少。モフェットナサンソンのアナリストは64万1000人減と予想していた。

動画配信サービス競合のネットフリックス (O:NFLX)やアマゾン・ドット・コム (O:AMZN)に対抗するため、AT&Tは5月に「HBOマックス」を開始する計画。

電話契約者は22万9000人の純増。ファクトセットのアナリスト予想14万5000人増を上回った。

総営業売上高は468億2000万ドルで、前年同期の479億9000万ドルから減少。リフィニティブのアナリスト予想は469億6000万ドルだった。