40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米クアルコム、新型肺炎がモバイル市場に影響も 時間外で株価下落

発行済 2020-02-06 11:10
更新済 2020-02-06 11:16
米クアルコム、新型肺炎がモバイル市場に影響も 時間外で株価下落

[5日 ロイター] - 米通信用半導体大手クアルコム (O:QCOM)は5日、中国での新型コロナウイルスの感染拡大により、携帯端末の生産や販売が影響を受ける可能性があるとの見解を示した。

Akash Palkhiwala最高財務責任者(CFO)は、第1・四半期(昨年10─12月)決算発表後の投資家向け電話会議で、同社は「コロナウイルスによる携帯端末の需要やサプライチェーンへの影響に関して大きな不透明感」を見込んでいると語った。

決算は市場予想を上回ったものの、ウイルスを巡る懸念から同社株は米株市場引け後の時間外取引で最大3.75%下落した。

同社の幹部らは電話会議で、ウイルスを巡る投資家の懸念を和らげようとし、2020年に次世代(5G)通信網の主要市場となるのは米国、韓国、日本とみられ、クアルコムは需要やサプライチェーンへの影響に対処できると強調した。

また、モレンコフ最高経営責任者(CEO)はインタビューで、業績見通しについて、主に中国での携帯端末向け無線周波チップの強い需要を反映していると説明した。

ただ同社はこの日、5G向け無線周波チップを巡り、欧州委員会の反トラスト法(独占禁止法)調査を受けていることも明らかにした。

2020年の5G携帯端末の販売台数見通しは1億7500万─2億2500万台に据え置いた。

第2・四半期(1─3月)の売上高見通しは49億─57億ドルとした。中間値はリフィニティブのIBESデータによるアナリスト予想平均(50億8000万ドル)をおおむね上回り、長く続いてきた半導体業界の低迷が底を打ちつつある兆しを示した。

ウイルスの感染拡大により見込まれる影響を考慮し、予想レンジに通常よりも幅を持たせた。CFOによると、1株利益見通しは下限を0.05ドル引き下げた。

半導体事業の売上高見通しは39億─45億ドルで、市場予想の38億ドルを上回った。

第1・四半期(昨年10─12月)の売上高は5%増の50億8000万ドルとなった。市場予想は48億3000万ドル。

特別項目を除く1株利益は0.99ドル。市場予想は0.85ドルだった。

主力のライセンス事業の売上高は14億ドル。ファクトセットがまとめた市場予想の14億1000万ドルとほぼ一致した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます