中国ハッカー集団のスパイ行為、1月下旬以降に急増=米調査会社

Reuters

発行済 2020年03月26日 15:04

[25日 ロイター] - 米サイバーセキュリティー会社ファイア・アイ (O:FEYE)は25日に公表したリポートで、中国のハッカー集団の仕業とみられるサイバー攻撃によるスパイ行為が1月下旬以降急増していることを確認したと明らかにした。1月下旬は新型コロナウイルスの感染が世界に広がり始めた時期に当たる。

同社が「APT41」と呼ぶ中国の集団によるスパイ行為は、1月20日から急増し、製造業、メディア、ヘルスケアといったセクターの企業や非営利組織など同社顧客の75社以上が標的になったという。