米シスコ、ビデオ会議「Webex」の3月利用者が過去最多

Reuters

発行済 2020年04月06日 12:15

[3日 ロイター] - 米シスコシステムズ (O:CSCO)のビデオ会議アプリ「Webex」の利用者が、3月に過去最多の3億2400万人を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出制限措置で在宅勤務者が増加した。

新型コロナの感染拡大を防ぐため多くの人が自宅にとどまる中、Webexのほか、競合のズーム・ビデオ・コミュニケーションズ (O:ZM)が提供するアプリ「ズーム」やマイクロソフト (O:MSFT)の「Teams(チームス)」は、オンラインの授業から企業の会議、教会の礼拝まで様々な用途で活用されている。

シスココラボレーションのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー、スリ・スリニバサン氏は「Webexは米州で2.5倍、欧州で4倍、アジア太平洋で3.5倍伸びた」とし、企業、教育、遠隔医療分野で利用が伸びたと指摘した。