中国政府、サムスン従業員の入国を許可 半導体工場を拡張

Reuters

発行済 2020年04月22日 19:50

[ソウル/北京 22日 ロイター] - 韓国のサムスン電子 (KS:005930)は22日、中国にある同社の半導体メモリー工場を拡張するため、同社の従業員200人が中国に入国することを認められたと発表した。

中国外務省は21日、サプライチェーンの円滑な運営確保に必要な人員の移動制限を早期に解除する「ファストトラック」の設定をめぐり、いくつかの国と協議を行っていると表明。その上で韓国と「ファストトラック」を設けることで合意したと明らかにしていた。

中国は3月、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、ほぼ全ての外国人の入国を禁止。その後、感染拡大ペースの鈍化を受け、経済活動の再開を目指している。