米FBが最大50人のビデオ会議ツール、ズームに対抗

Reuters

発行済 2020年04月26日 09:48

[サンフランシスコ 24日 ロイター] - 米フェイスブック (O:FB)は24日、ビデオ会議ツール「メッセンジャールーム」の提供を開始すると共に、ライブストリーミング機能を拡充すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にビデオ会議需要が高まる中、利用者が急増しているズーム (O:ZM)などに対抗する。

メッセンジャールームは最大50人が無料で使えるサービス。フェイスブックのユーザーが送ったリンクにアクセスすれば、アカウントがない人もアプリをダウンロードすることなく会議に参加できる。会議の時間に制限はない。

ビデオ会議・通話サービスは、新型コロナの感染拡大に伴う在宅勤務の増加や休校の広がりで需要が急増している。

フェイスブックのメッセンジャー部門幹部は「ビデオ通話の利用が倍増した。グループ通話の利用はそれ以上に増えている」と説明した。