エヌビディア、今期売上高見通しが予想上回る データセンター用好調

Reuters

発行済 2020年05月22日 06:20

更新済 2020年05月22日 09:09

[21日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディア (O:NVDA)が21日発表した第2・四半期(5─7月)の売上高見通しは、アナリスト予想を上回った。新型コロナウイルス流行で在宅業務が増加していることなどを背景に、データセンターで使用される半導体チップの需要が急増した。

第2・四半期の売上高見通しは、36億5000万ドルプラスマイナス2%。これには69億ドルで買収したイスラエルの半導体企業による寄与も含まれているという。リフィニティブによると、アナリスト予想平均は32億9000万ドル。

第1・四半期(2─4月)決算は、売上高が39%増の30億8000万ドル。データセンター事業の売上高が前年同期比80%増の11億4000万ドルと、四半期売上高として初めて10億ドルを突破。アナリスト予想の10億7000万ドルも上回った。

純利益は9億1700万ドル(1株当たり1.47ドル)と、前年同期の3億9400万ドル(同0.64ドル)から増加した。