米半導体業界へ228億ドル支援の法案、超党派議員ら提出

Reuters

発行済 2020年06月11日 08:06

[10日 ロイター] - 超党派の米議員グループは10日、半導体セクターに228億ドル超の支援を提供する法案を提出した。戦略的技術分野で中国との競争が激化する中、米国内で半導体工場の建設を促すのが狙い。

半導体工場の建設には最大150億ドルかかる可能性があり、その大部分は高額な設備が占める。法案は半導体機器について40%の払い戻し可能な所得税控除を提供するほか、工場建設を促す州のインセンティブに合わせた100億ドルの連邦政府資金や、120億ドルの研究開発資金を盛り込んでいる。

共和党のジョン・コーニン上院議員と民主党のマーク・ワーナー上院議員が提出した。