FBなどソーシャルメディア、憎悪表現巡るEU放送規則の対象に

Reuters

発行済 2020年07月03日 08:19

[ブリュッセル 2日 ロイター] - 米フェイスブック(FB) (O:FB)やアルファベット (O:GOOGL)傘下のユーチューブ、ツイッター (N:TWTR)などのソーシャルメディアが、伝統的なメディア企業と同様に、ヘイトスピーチ(憎悪表現)や有害なコンテンツに関する欧州連合(EU)の放送規則の対象となる見通しだ。

放送局などによるロビー活動を受けて欧州委員会が音声・映像メディアサービスに関する指針に修正を加え、2日に公表した。

欧州委は「オンライン企業も伝統的なメディア企業と同様に、ユーザーをヘイトスピーチから守り、未成年者を有害なコンテンツから保護するよう対応しなければならない」としている。