インドのスマホ生産優遇策、アップルのサプライヤーなど22社が申請

Reuters

発行済 2020年08月03日 10:42

[ニューデリー 1日 ロイター] - インドのプラサード技術相は1日、国内のスマートフォン生産を推進するための生産連動型優遇策(PLI)に米アップル (O:AAPL)のサプライヤーである台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業 (TW:2317)、緯創資通(ウィストロン) (TW:3231)、和碩聯合科技(ペガトロン) (TW:4938)など22社が申請したと明らかにした。

66億5000万ドル規模のPLIは、2019/20年を基準年としてインドで製造された製品の売上高の増加分に応じて5年間補助金として支払われる制度。インドは中国のようなスマートフォンの輸出拠点となることを目指している。

アップルはホンハイとウィストロンの南インドの2つの州にある工場でiPhone11などの組み立てを行っている。