米AT&T、広告部門の売却を模索=関係筋

Reuters

発行済 2020年09月02日 14:29

[1日 ロイター] - 米通信大手AT&T (N:T)が広告部門「ザンダー(Xandr)」の売却を模索していることがわかった。事情に詳しい関係筋が明らかにした。

7月に就任したばかりのジョン・スタンキー最高経営責任者(CEO)は、約1520億ドルに及ぶ負債の圧縮に向け、グループの資産見直しを行っている。

売却交渉は初期の段階にあり、必ずしも売却に至るとは限らない。同関係筋は、AT&Tはアニメ配信サービス「クランチロール」は温存したい意向だとした。コンテンツ重視の戦略に沿うためという。