FB・ツイッターなど、ヘイトスピーチ対策で広告主と合意

Reuters

発行済 2020年09月24日 01:13

[ロンドン 23日 ロイター] - フェイスブック (O:FB)、ユーチューブ、ツイッター (N:TWTR)の米IT大手は、オンライン上の有害コンテンツ抑制に取り組むことで大手広告主と合意した。

フェイスブックなどソーシャルメディア大手を巡っては、5月に黒人男性が白人警官の暴行で死亡した事件をきっかけに、ヘイトスピーチ(憎悪表現)を容認しているとして広告掲載をボイコットする広告主が相次いでいた。

大手ソーシャルメディアの広告主は、ヘイトスピーチやフェイクニュース(偽ニュース)などの有害コンテンツに並んで広告が掲載されるのを防ごうと何年も問題を訴えてきた。一方、企業側は 規制強化の声が高まるのを回避するため、問題に対処している姿勢を示したい考え。