ウーバー、ロンドンで営業継続へ、英裁判所が1年半の免許認める

Reuters

発行済 2020年09月28日 19:32

更新済 2020年09月28日 23:54

[ロンドン 28日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ (N:UBER)は28日、英ロンドン市の営業許可回復を求めた裁判で勝訴した。ロンドン市交通当局(TfL)は安全上の懸念から2019年に営業許可を更新しなかったが、裁判ではウーバーが適正な事業者との判断が下された。

ウーバーを巡っては、運転手が必要な資格証明を持っていないことが問題化、ロンドン交通当局は2017年も営業許可を与えなかった。ウーバーはこの時も裁判を起こし、暫定ベースで許可を得ていた。

判事はこの日の判決で、過去に問題があったものの、現在はウーバーがハイヤー事業免許を有するのにふさわしいとし、1年半の営業継続を認めた。

ウーバーの欧州北部・東部地域責任者は判決について、「ウーバーの安全への約束を認めるもので、TfLに共に建設的に取り組んでいく」と述べた。