独政府、ファーウェイ監視強化へ 技術調査対象を拡大=関係筋

Reuters

発行済 2020年10月01日 01:50

[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ政府が、通信ネットワーク機器を提供する企業への監視強化を計画していると、与党・政府筋が30日明らかにした。独政府は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]を排除していないが、同社が欧州最大の市場であるドイツで足場を築くのは難しくなる。

関係筋3人によると、機器提供企業のガバナンスと技術の精査について、より機密性の高い中核事項に加えて、次世代通信規格「5G」サービスに電力を供給する無線アクセスネットワーク(RAN)まで広げることに原則合意したという。