グーグル訴訟の担当判事はメータ氏、政府に有利な材料か

Reuters

発行済 2020年10月22日 07:41

[ワシントン 21日 ロイター] - 米司法省などがアルファベット (O:GOOGL)子会社グーグルを独占禁止法(反トラスト法)違反で提訴した問題で、首都ワシントン連邦地裁のアミット・メータ判事が審理を担当することが決まった。専門家は、これは政府にとって有利な材料だとの見方をしている。

メータ氏はオバマ前政権時代に判事に任命された。今回の担当は偶然選ばれたにすぎない。

しかしオープン・マーケッツ・インスティテュートで反独占運動を推進しているサリー・ハバード氏は、メータ氏は企業寄り、もしくは独占容認派には見えないと指摘し、「われわれは反トラスト政策を敵視しない判事を得た。つまりこの訴訟にとって好ましい展開になっている」と述べた。