LGディスプレー、7四半期ぶり黒字 新iPhone需要が寄与

Reuters

発行済 2020年10月22日 17:33

[ソウル 22日 ロイター] - 韓国のLGディスプレー (KS:034220)が発表した第3・四半期(7─9月)決算は、7四半期ぶりに黒字転換した。アップル (O:AAPL)の新型iPhone向け供給や、在宅勤務の広がりを背景とするテレビやパソコン(PC)用パネルの需要増加が寄与した。

営業損益は1640億ウォン(1億4477万ドル)の黒字。前年同期は4370億ウォンの赤字。リフィニティブのスマートエスティメートが集計したアナリストの予想は640億ウォンの黒字だった。

売上高は16%増の6兆7000億ウォン。

調査会社トレンドフォース傘下のウィッツビューのデータによると、LGディスプレーの主力製品である55インチのテレビ用液晶ディスプレー(LCD)の価格は前年比で20%上昇した。