LG電子、不振のモバイル部門であらゆる選択肢 撤退など検討か

Reuters

発行済 2021年01月20日 19:47

[ソウル 20日 ロイター] - 韓国のLG電子は20日、業績不振のモバイル部門についてあらゆる選択肢を検討していると表明した。アナリストは、スマートフォン(スマホ)事業からの撤退や部門切り売りなどが検討されているとみている。

LG電子の声明によると、モバイル部門は厳しい競争環境の中、23四半期連続の損失で赤字額は約5兆ウォン(45億ドル)に達している。「世界市場でスマホを含むモバイル事業の競争は厳しくなっている。現在および将来の競争力を考慮し、携帯電話事業について最善の決断を下す時に至ったと信じている」と述べた。

ブライアン・クウォン最高経営責任者(CEO)は、いかなる決断に至ろうとも雇用は維持する方針を示した。