サムスン電子、170億ドルの米新半導体工場で4カ所が候補に

Reuters

発行済 2021年03月03日 17:31

[ソウル 3日 ロイター] - 韓国のサムスン電子が米国で計画する170億ドル規模の新半導体工場の建設地としてテキサス州オースティン、ニューヨーク、アリゾナ州の2カ所の計4カ所を候補としている。サムスンがテキサス州当局に提出した2月26日付の文書で明らかになった。

文書によると、オースティンと、オースティンがあるトラビス郡から20年間で合計14億8000万ドルの税軽減措置を求めている。軽減規模は従来の想定(8億0550万ドル)から引き上げた。

候補となっているニューヨークやアリゾナ州も不動産税の軽減措置を提供しているという。