米アマゾン幹部、アラバマ来訪予定のサンダース氏へ嫌みツイート

Reuters

発行済 2021年03月25日 16:46

[ワシントン 24日 ロイター] - 米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムの幹部が、アラバマ州の同社従業員と26日に面会する予定のバーニー・サンダース上院議員に対する嫌み混じりのツイートを投稿した。

従業員らは労組結成の是非を巡る投票を実施しており、支持を得られれば、米国の民間企業で被雇用者数が2番目に多いアマゾンの従業員が国内の労組に加入することが初めて可能になるため、投票の行方が注目されている。

アマゾンの世界的なコンシューマービジネス担当チーフエグゼクティブであるデーブ・クラーク氏は24日、「私は折に触れて、われわれは雇用主の『バーニー・サンダース』だと語っているが、われわれは実際に進歩的な職場を提供しているため、これはあまり正しくない」とツイート。

別のツイートでは「時給15ドルとヘルスケアについて聞きたければサンダース上院議員が街中で演説するだろう。しかし、少なくとも時給15ドルと良好なヘルスケアを得たいならば、アマゾンが雇用する」と投稿した。