韓国サムスン、李会長の相続税107億ドル超に

Reuters

発行済 2021年04月28日 11:59

[ソウル 28日 ロイター] - 昨年10月に死去した韓国サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の相続税が12兆ウォン(107億8000万ドル)超に上る見通しとなった。遺族が28日、発表した。

李会長の遺産には、サムスン関連会社の株式170億ドル相当が含まれている。相続税支払い方法によっては李家が保有するサムスン株式の希薄化につながる可能性もあるとして注目が集まっていた。

ロイターは先週、李一族が、保有株を売却せずに巨額の相続税の一部を納めるための方法の一つとして、グループ会社の株式を担保とした個人ローンを活用する案を検討していると報じた。