米ツイッター、好調さの維持困難との見方 ワクチン接種で生活正常化

Reuters

発行済 2021年05月01日 04:15

[30日 ロイター] - 新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、人々が従来のように外出し始めれば、米ツイッターは政治問題への関心や暴動発生などで利用が膨らんだ2020年のような好調な1年を再現するのは難しくなるとの見方が出ていることが30日、分かった。

フェイスブックやアルファベット傘下グーグルなどは、感染拡大抑制策の緩和でおおむね恩恵を受けるとみられており、第1・四半期決算発表後、株価は大きく上昇した。

ツイッターが29日に発表した第1・四半期決算は、売上高や利用者数が市場予想並み。第2・四半期の売上高見通しが精彩を欠いたほか、コスト上昇や利用者数の伸び鈍化の可能性を警告した。これを受け、30日の取引で株価は56.00ドルと、約14%下落している。