サッカー=メッシがバルセロナ退団、母国アルゼンチンにも衝撃

Reuters

発行済 2021年08月06日 11:44

更新済 2021年08月06日 14:10

[マドリード 5日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナは5日、同クラブの歴代最多得点者であるエースのアルゼンチン代表リオネル・メッシが退団すると発表した。

メッシは年俸50%カットなども受け入れ、バルセロナと新たに5年契約を結ぶことで合意に至ったと報じられていた。しかし、これを実現させるためには、クラブはリーグが定めるファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規約に抵触しないところまで選手の賃金に充てる支出を削減する必要があった。

バルセロナは声明で、「メッシと新契約で合意に至っていたものの、財政的、構造的な障害(リーグの規定)により実現できなかった。両者とも、最終的に選手とクラブの希望が叶わないことを深く残念に思っている」とコメント。「クラブの発展に貢献した同選手に心から感謝の意を表しつつ、これからの成功を祈っている」と続けた。