米アップルの社内チャット制限で自由な言論に制約、元従業員が主張

Reuters

発行済 2021年12月08日 09:02

[サンフランシスコ 7日 ロイター] - 米アップルの元社員が7日に労働規制当局の全米労働関係委員会に提出した申立書で、同社が従業員によるビジネスチャットアプリ「スラック」の利用を制限し、従業員が自由に発言したり組合を結成する機会を狭めたと主張した。

元従業員のJanneke Parrish氏が提出した申立書によると、アップルは10月25日にスラック利用を制限するルールを導入。憲法で保証された従業員の言論を「監視する」ような印象を受ける内容だったという。ロイターが申立書を確認した。