サムスン電子、ベトナム工場で生産削減 世界的な消費低迷で

Reuters

発行済 2022年08月04日 19:00

更新済 2022年08月04日 19:10

[タイグエン(ベトナム) 4日 ロイター] - 韓国のサムスン電子がベトナムのスマートフォン工場で生産を削減している。世界的な個人消費低迷を受けて在庫が増加していることが背景。現地の従業員が明らかにした。

ある従業員はロイターに対し「週3日のみ勤務することになった。一部の生産ラインは従来の週6日勤務から週4日勤務への調整を進めている」と発言。残業もなく、新型コロナウイルスが猛威を振るっていた昨年同時期のほうが、仕事が多かったという。

サムスンはベトナムの年間生産目標引き下げを検討していないとコメントした。