米、AIの「説明責任」措置巡り意見募集 チャットGPTなど

Reuters

発行済 2023年04月12日 01:36

更新済 2023年04月12日 01:46

[ワシントン 11日 ロイター] - 米政権は11日、人工知能(AI)の「アカウンタビリティー(説明責任)」を問う措置の導入の可能性を巡り、一般から意見(パブリックコメント)を募ると発表した。

米商務省の電気通信情報局(NTIA)は、AIの「説明責任メカニズム」を巡り「規制当局の関心が高まっている」と指摘。「AIシステムが合法で有効、かつ倫理的で安全、信頼できる」ことを確実にするために導入可能な措置があるかどうかを把握したいという考えを示した。

NTIAのデイビッドソン局長は「潜在的な結果や害に対処できる場合においてのみ、責任あるAIシステムは大規模な利益をもたらす可能性がある。AIシステムが秘める可能性を最大限に発揮するためには企業や消費者の信頼感が必要となる」と述べた。