台湾EV電池プロロジウムがフランス工場設立へ、初の海外拠点

Reuters

発行済 2023年05月15日 09:48

更新済 2023年05月15日 10:00

[パリ 12日 ロイター] - 台湾の電池メーカー、輝能科技(プロロジウム・テクノロジー)の幹部らは、台湾以外での事業展開を目的にフランスでの新たな大型設備投資を目指す意向を表明した。

プロロジウムは候補国を13カ国から3カ国に絞った後、仏北部ダンケルクにギガファクトリーを新設することを決定したと明らかにした。

2030年までに52億ユーロ(57億ドル)を投じる。同社にとって初の海外拠点かつ最大規模となる。

26年に操業を開始する予定。仏北部では4番目のギガファクトリーとなる。

米中政府間の緊張が高まる中で台湾が焦点になっていることを背景に、同社は長期的に運営が維持できる海外拠点を設けることを狙っている。