[22日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIが1000億ドル超える評価に基づく新規資金の調達に関し、初期段階の協議に入っている。ブルームバーグニュースが22日関係筋の話として報じた。
資金調達の条件やバリュエーション、時期についてはまだ最終決定しておらず、変更される可能性があるという。
オープンAIはまた、アブダビに拠点を置くG42と新たな半導体のベンチャーに関する資金調達の協議を行ったという。このベンチャーとより全般的な資金調達が関連しているかどうかは不明だが、オープンAIはG42から80億─100億ドルの調達に向けて協議を行っているという。
オープンAIはベンチャーキャピタルのスライブ・キャピタルが主導する株式公開買い付けで1月初旬に860億ドルの評価額に基づき社員から株式を買い付ける計画という。
マイクロソフトはオープンAIに100億ドル超の出資を表明している。同社はロイターの取材に対して共有情報などはないとしている。オープンAIはロイターのコメント要請に応じていない。