スペインの空港に難民多数滞留、環境が劣悪化=人権団体

Reuters

発行済 2024年01月30日 10:58

Inti Landauro Catarina Demony

[マドリード 29日 ロイター] - スペインの人権団体CEARは29日、保護を求める難民数百人がマドリードの空港に滞留し、密集した場所に劣悪な環境で寝起きしているとロイターに明らかにした。

昨夏からバラハス空港に到着して国際保護を求める難民が増加しているといい、広報担当者は「昨年12月に状況は持続不可能になった。人々は床にマットレスを敷いて寝ており、時には1枚に複数の人が寝ている。トコジラミやゴキブリが出ている」と述べた。