サウジ産原油、アジアへの安定供給は確保される見通し=関係筋

Reuters

発行済 2019年09月18日 10:06

サウジ産原油、アジアへの安定供給は確保される見通し=関係筋

[ニューデリー/シンガポール 17日 ロイター] - 関係筋によると、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、少なくともアジア製油会社6社に対して、10月の原油供給量に変更はないと伝えた。サウジ産原油の輸出先の70%以上を占めるアジアで、原油の安定供給はおおむね確保される見通し。

サウジのアブドルアジズ・エネルギー相も、攻撃で停止した石油施設の復旧が進み、9月末までに生産量が通常に戻るとの見通しを示している。[nL3N268474]

インドでは、インディアン・オイル (NS:IOC)、バーラト・ペトロリアム (NS:BPCL)、マンガロール・リファイナリー・アンド・ペトロケミカルズ (NS:MRPL)の国有石油3社が10月分として割り当てられた水準の原油をサウジから輸入できる見通し。3人の業界関係者がロイターに明らかにした。一方、インディアン・オイル(IOC)に対しては、異なる種類の原油を輸出するという。