独でメルケル氏の保守連合支持率低下、社民党は持ち直す

Reuters

発行済 2019年09月30日 13:08

独でメルケル氏の保守連合支持率低下、社民党は持ち直す

[ベルリン 29日 ロイター] - 29日に公表されたドイツの最新の世論調査で、メルケル首相が属する保守連合、キリスト教社会民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率が2%ポイント低下して27%となった。

調査はビルト日曜版の委託でエムニドが、19─25日に有権者1719人を対象として実施した。

メルケル氏が率いる連立政権に加わっている社会民主党(SPD)の支持率は1%ポイント上昇の16%。連立政権が20日、輸送セクターに二酸化炭素排出量に応じて課金する制度や、電気自動車購入の奨励措置などを盛り込んだ新たな気候変動対策で基本合意したことが影響したとみられる。