ラグビー=日本がサモア破り8強へ前進、田村選手「次は決勝戦」

Reuters

発行済 2019年10月06日 02:21

ラグビー=日本がサモア破り8強へ前進、田村選手「次は決勝戦」

[東京 5日 ロイター] - ラグビーワールドカップ(W杯)開催国の日本は5日、1次リーグ3戦目に臨み、38対19でサモアを下した。日本は4トライを決め、ボーナスポイント1も獲得。グループAで再び首位に立ち、初の8強入りに向けて大きく前進した。

スタンドオフの田村優選手は試合後のインタビューで「次は僕らの決勝戦になる。僕たちがどうやって4年間過ごしてきたか、どういうラグビーをしたいかということをしっかりファンに見せて、全部出し切りたい」と語った。

日本は前半開始早々、ペナルティゴールで3点を先制。さらに3点追加したが、サモアのフィジカルの強さに自陣で立て続けに反則を犯し、同点に追いつかれた。

次に試合が動いたのは前半23分、サモアの選手が危険なプレーで10分間の出場停止になると、相手ボールを奪ったフランカーのリーチ・マイケル選手を起点に連続攻撃を仕掛け、サモア出身ながら日本代表でプレーするセンターのラファエレ・ティモシー選手がトライした。

日本はゴールキックも成功して2点を加点。サモアもこの後ペナルティゴールを決め、前半は16対9で折り返した。

後半はサモアが先にペナルティゴールを決める展開。しかし13分、田村選手のキックでチャンスをつかむと、ラインアウトからモールで押し込み2つ目のトライを決めた。

その後はサモアの猛攻に自陣で防戦を強いられ、トライ1つとゴールキックを許したが、直後に途中出場のウィング福岡竪樹選手が2試合連続となるトライを決めた。さらに試合終了直前にウィング松島幸太朗選手がトライ、さらにゴールも決めてサモアを突き放した。