ノーベル化学賞に吉野彰氏ら3氏、リチウムイオン電池を開発

Reuters

発行済 2019年10月10日 04:29

ノーベル化学賞に吉野彰氏ら3氏、リチウムイオン電池を開発

[ストックホルム 9日 ロイター] - スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を、スマートフォンなどに使用されているリチウムイオン電池を開発したとして、旭化成名誉フェローの吉野彰氏ら3人に授与すると発表した。

吉野氏とともに受賞したのは、ジョン・グッドイナフ氏(米国)とスタンリー・ウィッティンガム氏(英国)。グッドイナフ氏は97歳で最高齢の受賞となる。

王立科学アカデミーは声明で「この軽量で再充電可能なパワフルな電池は現在、携帯電話からラップトップコンピューター、電気自動車までさまざまな製品に使われている」と述べた。