ユニクロCMに韓国で非難の声、店舗前で抗議やパロディ動画も

Reuters

発行済 2019年10月22日 15:26

ユニクロCMに韓国で非難の声、店舗前で抗議やパロディ動画も

[ソウル 22日 ロイター] - 日韓関係が悪化する中、カジュアル衣料品大手ユニクロが、人気商品フリースのCMを巡り、韓国で非難を浴びている。徴用工や従軍慰安婦問題の犠牲者をあざけているとして、店舗前で抗議が行われるなど、同社に対し、謝罪を求める動きが出ている。

このCMは、98歳のファッションアイコン、アイリス・アプフェルさんと、13歳のファッションデザイナー、ケリス・ロジャースさんが共演。ロジャースさんが、10代の頃はどういう服を着ていたか質問し、アプフェルさんが「I can't remember that far back!(そんな前のこと覚えていないわ!)」と答える内容だが、韓国語の字幕では「Gosh! How can I remember something that goes back 80 years?(80年も前のことをどうしたら覚えていられるの?)」と意訳され、これが問題視された。

ユニクロは19日、韓国で同CMの放送を取りやめた。