アナリスト、アジア製油会社の収益予想を下方修正

Reuters

発行済 2019年10月23日 13:14

アナリスト、アジア製油会社の収益予想を下方修正

[シンガポール/ソウル 22日 ロイター] - 株式アナリストは、アジア製油会社の収益見通しを下方修正した。石油タンカーの運賃と原油プレミアムの上昇が、予想される製油マージンの拡大を相殺しそうだ。

減益が見込まれることから、中国石油化工(シノペック) (HK:0386)、JXTGホールディングス (T:5020)、韓国SKイノベーション (KS:096770)などアジア製油大手の株価が今後数カ月、押し下げられる可能性がある。

中東からアジア向けの原油カーゴのスポット運賃は最近、過去最高値まで高騰している。米国が9月25日に、中国のタンカー運営会社に制裁措置を科したことが背景にある。