在韓米軍の駐留経費交渉、合意に至らず

Reuters

発行済 2019年12月19日 01:21

在韓米軍の駐留経費交渉、合意に至らず

[ソウル 18日 ロイター] - 在韓米軍の駐留経費を巡る米韓両国の協議は18日、合意に至らないまま2日間の日程を終了した。

現行の協定は今月31日に期限を迎える。昨年同様、翌年度に合意が成立し、遡及的に合意を適用する可能性がある。

複数の韓国議員によると、米国側は最大で今年の5倍以上に相当する年間50億ドルの負担を韓国側に要求。トランプ大統領は、多くの同盟国の防衛費負担が不十分との不満を示している。

韓国外務省によると、韓国側は、同盟の強化につながる「公正かつ妥当で相互に受け入れ可能な合意」が必要と主張。「双方は、様々な問題での立場の違いにもかかわらず、多くの協議を通じて相互理解を深め、緊密な協議を継続することを決めた」としている。