中韓首脳、米朝が対話の機運維持すべきとの認識共有=韓国大統領府

Reuters

発行済 2019年12月24日 00:38

中韓首脳、米朝が対話の機運維持すべきとの認識共有=韓国大統領府

[ソウル 23日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は23日、北京で韓国の文在寅大統領と会談した際、北朝鮮と米国の間で緊張が高まっていることに懸念を表明し、米朝が対話の機運を維持するよう、中韓が力を合わせて支援すべきとの認識を示した。文在寅大統領も、米朝の対話の機運が保たれるのが「何よりも重要」と指摘した。韓国の大統領府が明らかにした。

会談に同席した大統領府報道官によると、習主席は会談で「多くの人々が朝鮮半島情勢の緊張について懸念している」と指摘。「中国と韓国が力を合わせて、北朝鮮と米国が対話の機運を維持できるよう支援すべきだ」と語った。