ブラジル、7月にOPEC加盟について議論開始=エネルギー相

Reuters

発行済 2020年01月22日 19:35

ブラジル、7月にOPEC加盟について議論開始=エネルギー相

[ニューデリー 22日 ロイター] - ブラジルのアルブケルケ鉱業・エネルギー相は22日、7月にサウジアラビアを訪問する際、ブラジルの石油輸出国機構(OPEC)加盟について議論を始める方針を明らかにした。

同相はロイターに対し「今年半ばにサウジアラビアを訪問する予定で、そのときに議論を開始できる」と述べ、年内の加盟はないと付け加えた。

ボルソナロ大統領は昨年10月にOPEC加盟への意欲を表明したが、OPEC加盟国および非加盟国による協調減産に従わなければならなくなることへの懸念から、同国の石油業界からは冷ややかな反応しかなかった。

OPECに加盟すれば協調して生産を抑制するのかとの質問に、エネルギー相は、「それは交渉の問題であり、まずは議論を始めなくてはならない」と述べた。