英航空業界が温暖化対策公表、2050年までにCO2排出実質ゼロに

Reuters

発行済 2020年02月04日 11:19

英航空業界が温暖化対策公表、2050年までにCO2排出実質ゼロに

[ロンドン 4日 ロイター] - 英国の航空業界は4日、温暖化ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする目標を達成するための計画を明らかにした。

エンジンメーカーのロールスロイス (L:RR)や航空会社イージージェット (L:EZJ)、BP (L:BP)の航空燃料部門、航空機メーカーエアバス (PA:AIR)などが参加する「Sustainable Aviation」企業連盟が、具体的な手段を公表した。

英国の航空業界は、国内の二酸化炭素(CO2)排出量の7%を占める。飛行機の利用者も2050年までに70%増加が見込まれており、航空各社が温暖化ガスの排出を減らすのは容易でないとみられている。