[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア政府は26日、新型コロナウイルス感染拡大阻止に向け、ロシア・韓国間の航空便の運航を3月1日から一部停止すると発表した。
アエロフロート・ロシア航空 (MM:AFLT)と傘下オーロラ航空の運航は継続する。
また、今月28日からイラン人に対するビザ発給を停止するほか、イタリアへの渡航自粛を勧告した。
中国への渡航についてはすでにさまざまな制限措置を取っているほか、ロシア国内・域内への中国人の入国を禁止している。ゴリコワ副首相はこれらの措置は4月1日まで延長されると述べた。
ロシアではこれまでに、中国人2人が新型ウイルス感染で入院していたが、回復し退院した。そのほか、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていたロシア人3人が感染。現在、国内で治療を受けているという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200226T215738+0000