延期論強まる東京五輪、開催の有無近く明らかにと世界陸連会長

Reuters

発行済 2020年03月22日 09:18

延期論強まる東京五輪、開催の有無近く明らかにと世界陸連会長

[21日 ロイター] - 世界陸連のセバスチャン・コー会長は21日、延期論が急速に強まっている東京五輪について、開催の有無はまもなく明らかになるかもしれないと明らかにした。

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、米国の陸上競技連盟と水泳連盟、ブラジルとノルウェーのオリンピック委員会、フランスの水泳連盟、英国のスポーツ統括団体UKアスレチックスは延期を要請。アスリートからも延期を求める求める声が出ている。

コー会長はロイターへの書簡で「五輪開催に関する決定は非常に迅速に、数日、数週間のうちに明らかになるかもしれない」と指摘。「先週申し上げたように、あらゆるものを犠牲にして開催すべきではない。アスリートの安全はもちろんだ」とした。