米コノコ、第1四半期は17億ドルの赤字 原油安など重し

Reuters

発行済 2020年05月01日 04:57

[30日 ロイター] - 米石油大手コノコフィリップス (N:COP)が30日発表した第1・四半期決算は17億ドルの赤字となった。原油安のほか、同社が保有するカナダの同業セノバス・エネルギー (TO:CVE)株の下げが響いた。

リフィニティブのデータによると、コノコは現在、セノバス株を17%保有し、筆頭株主となっている。第1・四半期はセノバス株の価値下落に伴う減損などが影響。未実現損失は16億9000万ドルという。

第1・四半期の原油の実勢価格は1バレル=38.81ドル。前年同期は50.59ドルだった。

第1・四半期の純損失は17億4000万ドル(1株当たり1.60ドル)。前年同期は18億3000万ドル(同1.60ドル)の黒字だった。