[パリ 18日 ロイター] - 欧州最大のホテルチェーンを展開するフランスのアコー (PA:ACCP)は18日、新たな銀行融資枠5億6000万ユーロ(6億0600万ドル)を確保したことを明らかにした。
観光産業は新型コロナウイルスの感染拡大で特に打撃を受けている。
融資枠はBNPパリバ (PA:BNPP)、クレディ・アグリコル・CIB (PA:CAGR)、クレディ・アンデュストリエル・エ・コメルシアル(CIC)、ナティクシス (PA:CNAT)、ソシエテ・ジェネラル (PA:SOGN)が設定した。
アコーは「事業改善の初期の兆し」が見え始めていると表明。中国でRevPAR(販売可能客室1室当たりの売上高)が一定の回復を示しているほか、傘下のホテルで営業再開が相次いでいるという。
現在営業中の傘下のホテルは全体の42%。4月末以降250のホテルが営業を再開した。
現在保有する流動資産は40億ユーロ以上という。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200518T071545+0000