米最高裁、トランプ政権のドリーマー救済廃止案を棄却

Reuters

発行済 2020年06月19日 01:36

更新済 2020年06月19日 01:54

[ワシントン 18日 ロイター] - 米連邦最高裁は18日、幼少期に親と米国に不法入国した若者「ドリーマー」の強制送還を猶予する「DACA」プログラムの廃止を求め上訴していたトランプ政権の訴えを棄却した。

同プログラムを巡っては、地裁がトランプ政権によるDACAプログラムの廃止は違法と判断。トランプ政権は最高裁に対しこの判断を無効とするよう求めていた。

最高裁は5対4で地裁の判断を支持。ジョン・ロバーツ長官が4人のリベラル派判事に同調した。